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オンライン授業で学生が医学生が失ったもの

医学生向け

医学生全員がオンライン授業を受けて思ったこと」では、医学生がオンライン授業を受けて思った、学習におけるオンライン授業のメリットを紹介しました。

今回は、オンライン授業が始まって、学生が失ったものについてまとめました。

実習の時間

医学部は授業だけでなく実習を行う必要があります。

学校閉鎖によって、オンラインで授業は受けることができても、実習を行うことができません。

緊急事態宣言が取り消されたことを受けて、院内実習は再開される見込みですが、今後どうなるかはわかりません。

また、解剖実習が夏休みに延期されたり、顕微鏡などの実習は中止が決まったりしています。

実習が行えなかった場合どうなるのか。多くの医学生が不安に思っています。

同級生との時間

大学生にとって、大学は単に授業を受けて、実習をして、テストを受ける場所ではありません。それだけだったら、オンライン授業でよいのです。

大学生にとって、大学は、同級生とばかなことでふざけあったり時には一緒に勉強をして教えあったりしながら、大切な友達と出会い、またその中で人間としても成長できる場所です。

今は授業をオンラインで受けていても、授業料は同じ。まあ、当たり前といえば当たり前かもしれませんが、学校って授業以外のプライスレスな価値がたくさんある場所ですよね。

学生の居場所

一人暮らしで寂しかったり、実家で親と喧嘩してなんとなく家にいたくなかったり、こんなことってみなさんにもあると思います。

そんな時に学生にとって、居場所となるのが学校なのです。

学校の教室、研究室、ラウンジ、部室、図書館…人によって違うでしょうけど、学校は学生にとっての第二の居場所なのです。

学校が閉鎖されることで、学校には行けなくなり、学生はある意味で居場所を失ってしまったのではないかと思います。

家庭事情が複雑で学校が逃げ場だった人もいるでしょう。そんな人にとって、特に「学校」という自分の居場所の存在は大きく、学校閉鎖で失ったものは大きいでしょう。

規則正しい生活

学校があれば、どんなに夜更かししても次の日の朝には学校に行くために起きなければいけませんから、夜更かしがエスカレートしていくことはありません。

しかし、学校がないと自分の中で「明日学校だから早く寝ないと」というように抑制が効くこともなく、夜更かしがエスカレートしていってしまします。

また、朝起きて学校に行って授業を受けて、みんなと一緒に食堂や近くの飲食店でお昼ご飯を食べていたころは、毎日お昼ごはんを決まった時間に食べていましたが、学校閉鎖・オンライン授業の今、ご飯は決して規則正しい時間に食べているとは言えません。

その結果、生活リズムが乱れてしまうという学生が多くなっています。

勉強以外のことに打ち込める機会

医学部の学生のほとんどがなんらかの部活、サークルに所属しています。学校に勉強しに行くためでなく、部活動をしに学校に行っているような医学生も多くいます。

しかし、学校閉鎖によって、医学生も部活やサークルを行うことがなくなりました。

運動部であれば、以前は週2〜3で運動していたのが、急に週0になって体を動かす機会を失ってしまいます。

学校では勉強だけでなく、部活やサークル、そのほかの課外活動を通して、勉強以外のことに打ち込むことができる場所です。

「学校の勉強を通して」というよりも「勉強以外のことに打ち込むことを通して」自分自身と向き合ったり、仲間と深く関わったりすることで、人間として大きく成長できるといっても過言ではありません。

単純に勉強の機会を失う

学年や単元によっても異なりますが、これまで学校で受けていた筆記試験がオンラインテストになったり、テストの代わりにレポート提出になったりしています。

そのため、これまでテストに向かって勉強をしてきた医学生は、自ら学ぶ姿勢がなければ、勉強をしなくても過ぎていってしまいます。

また、授業自体も、オンラインで先生が講義してくれる場合もあれば、資料だけ配布されて終わりという授業もあります。資料を読んで自分で勉強できる医学生にとってはそれでも良いですが、やはり講義を聞きたいという生徒もいます。

授業自体はオンラインの方が快適に受けることができるという意見が多いですが、テストや、一緒に講義を受ける同級生がいないと勉強ができない医学生にとっては、単純に勉強の機会を失うことになっています。

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